■主な著書■
『建築ってなんだ?』
オーム社 2022/4
建築学科の学生やめざしている高校生のためのガイダンス本。著者らは大学での建築教育に関わった経験者であり、示唆に富む内容も多く参考に富んでいる。
共著者 中山繁信、篠崎健一、松下希和、長沖充、山門和枝、片岡菜苗子。
『断面図でわかる建築設備』
彰国社 2021/12
建築設備を断面図上に表示することで、建築設備が仕込まれている姿がわかる。このことで、建築空間を表現する時の意匠と構造、設備との関係性を考える一助とする。共著者の大澤良二は環境建築に多く関わった建築家として参加している。
また、断面図中のイラスト点影は建築家 杉本龍彦と建築家 中山繁信氏らの協力による。
『現場写真×矩計図でわかる! 建築断熱リノベーション』
学芸出版社 2019/8
リノベーションで建築資産を優良資産に生まれ換えさせる。これまでは耐震改修を目的としていたが、これからは「断熱」を追加したリノベーションを推し進めたい。
本書は木造戸建て、RC打放し住宅、マンション内住戸を例示しながら「断熱リノベーション」についての改修事例を詳細に示し、断熱効果を示した、施主、設計者、施行者にも役立つ本となっている。
『建築設備の極意を伝授!設備設計スタンダード図集』
オーム社 2017/11
ZO設計室で手掛けた建築設備の図集。設備本ではなかなか目にすることのできない設備図をふんだんに掲載した。
『最新版 木造住宅納まり詳細図集コンプリート版 CADデータ付き!』
ソフトユニオン著 エクスナレッジ 2015/6
ソフトユニオンのメンバーとして、柿沼、清水が設備編について参画。2010年に出版された「木造住宅納まり詳細図集コンプリート版」をベースに、最新版として著した。
『わかる!わかる!建築設備』
オーム社 2015/1
2001年に出版された「わかる!建築設備」をベースに、建築設備全般の理解を深める基本的な考え方から、設備システムの紹介、図面のまとめ方に至るまで、より柔軟な展開に活用できるようにまとめた。
『インテリアコーディネーターハンドブック 統合版(下)』
公益社団法人 インテリア産業協会 2013/11
平成26年度からのインテリアコーディネーター資格一次試験科目統合に対応して、技術編と販売編の区分けをなくした構成となっている。下巻は「第6章 インテリアの構造・構法と仕上げ」「第7章 環境と設備」「第8章インテリアコーディネーションの表現」「第9章 インテリア関連の法規、規格、制度」からなり、うち第7章の換気設備、空調設備、自然エネルギー利用の部分を担当した。
『断熱・防湿・防音が一番わかる』
技術評論社 2013/05
平易な内容で学生・意匠設計者にも親しめるようにまとめられている。
『まちを再生する99のアイディア』
ソフトユニオン編 彰国社 2012/05
日本のまちづくりを再生するアイディアを99項目にして7人の建築系専門家が分担執筆をしている。まちづくりの要素は復興に関わる部分も入れることでタイムリーな内容となっている。この中で、柿沼は設備専門家としての範囲を担当している。
『ラクラク突破の消防設備士スピード学習帳』
ZO設計室編 エクスナレッジ2012/04
資格消防設備士は多岐に分類される。中でも4類は消防設備の中でも多くの建築で設置が義務付けられることが多い分野である。4類の受験対策本として、また実務上関わる際にも効率的に設計を行なえる受験本としてまとめた。この執筆にはZO設計室スタッフ全員が参加した。
『最高にわかりやすい建築設備』
GREEN
& BLUE UNIT編 エクスナレッジ 2012/04
エコ建築に設備を組み入れるために必要な設計手法を中心にまとめた実務家向け設備デザインの指南本。編著者として柿沼、堀が参加し、執筆者として伊藤、竹森、布施が参加している。その他各大学の研究者、環境建築家、海外在住の設備設計者が参加し、首都大の市川教授が編著者として参加している。
『LCCM住宅』
LCCM委員会編 建築技術 2012/03
ライフサイクルカーボンマイナスをテーマにしたデモンストレーション棟の設計に関わる設計論をまとめた本。各担当者による分担執筆となりLCCMを実践するための理論を詳細にまとめた。伊藤は設計手法に、柿沼は設計論について述べている。
『世界で一番幸福な国ブータン』
宮脇檀、猪野忍、栗原宏光編 エクスナレッジ 2012/02
12年前にまとめられた『ノスタルジア・ブータン』のリメーク版。本文には手を加えず表紙、題名の装いを新たにした。所々のコラムと七章を連名で担当している。
『建築家の名言』
ソフトユニオン編 エクスナレッジ 2011/03
ソフトユニオンメンバーの記憶に残っている建築家の言葉と共に簡単なエッセー文を寄せている。ZO設計室では柿沼と清水が参加している。
『世界で一番やさしい『エコ住宅』』
ソフトユニオン編 エクスナレッジ 2011/03
エコ住宅を作る際の必要な110項目がまとめられている。ソフトユニオンメンバーが著者として参加し、その編著者として柿沼が、著者として清水が加わっている。
『ラクラク住宅設備マニュアル』
エクスナレッジ編 2011/03
住宅設備についてわかり易くまとめられた本。ZO設計室からは柿沼、清水、竹森が著者として参加している。
『建築設備用語集』
高信碩文、柿沼整三、村田博道編著 東洋書店 2010/08
建築設備環境用語1400語を図解とともに解説している。柿沼は環境用語及び編集を担当。清水も著者として参加している。ZO設計室からは柿沼、清水が著者として参加。
『木造住宅納まり詳細図集コンプリート版』
ソフトユニオン著 エクスナレッジ 2010/08
ソフトユニオンのメンバーとして、柿沼、清水が建築設備と環境・断熱について参画して著した。木造住宅詳細図を各部位ごとにまとめた本である。
『建築環境設備ハンドブック』
市川憲良、柿沼整三、倉渕隆 編著 オーム社出版局 2009/10
建築設備の設計用の専門書としてまとめられている。
大学、大学院生から初級技術者の実務用にも十分利用できるように、現在各方面で活躍している専門家によって著され、まとめられた。更に設備設計一級建築士受験対策用教本としても活用できるようなっている。柿沼は編著者として参画している。
『床暖房読本』
田辺新一、秋元孝之、倉渕隆+BL床暖房研究会著風土社 2009/06
床暖房の快適性、経済性をまとめ上げた本。
BL床暖房研究会の一員として実例編を担当した。
『考え方・進め方建築設備設計』
柿沼整三、伊藤教子
共著 オーム社出版局 2009/04
建築設備の基礎を学習し、
そこから建築設備設計への導入本としてまとめている。このため建築学科の学生や建築士の独学用の建築設備設計の初歩について記されている。
建築設備設計の全般を紹介し、設計への理解を進めながら学習出来るように著した。
『建築設備入門』
柿沼整三、伊藤教子
共著 オーム社出版局 2008/03
建築学科大学生向け建築設備入門書。建築設備計画と設計入門書として給排水、空調換気、電気設備を見開きでまとめている。各部イラスト(田中寛将)は窓を中心に配している。
『建築断熱の考え方』
柿沼整三著 オーム社出版局 2004/05
建築断熱の考え方として断熱材の種類、断熱材の施工方法、断熱基準を一貫にまとめた実務書。建築設備設計者の立場からからの省エネルギー、エコロジーの視点から建築断熱を系統的にまとめた建築断熱の決定版。建築の正しい断熱の案内書。
『エコハウスの設計』
オーム社出版局 2004/06
エコハウスの設計について実例と考え方を平易にまとめた実務書である。エコロジーな建材、設備機器の選定基準を示しエコハウスの設計で活用できるようになっている。
(井上 牧・柿沼 整三・小日向 茂幸・佐川 旭・高橋 元・共著)
『わかる!建築設備』
柿沼整三著 オーム社出版局 2001/02
建築設備全般を、見開きでわかりやすく紹介した入門書。
はじめての単著となる。コラムには海野宿(長野県北国街道の宿場町にある民家)のイラストを採用する。
『わかりやすい住宅の設備『排水』』
空気調和衛生工学会編 オーム社 1999/06
空気調和衛生工学会住宅設備技術指針委員会原案をもとに、住宅設備の分かりやすい技術書を作成する。排水通気設備を担当している。排水通気設備の計画、設計例、これからの排水設備について記述している。
(市川憲良・大塚雅之・柿沼整三・他3名)
『NOSTALGIA BHUTAN』
宮脇檀他 エクスナレッジ
1999/06
約5年間のブータン調査によって得られた環境と建築を紹介する本。本文中の神々への設えの章、及び生活を紹介するコラムを担当している。
(宮脇檀・猪野忍・最勝寺靖彦・柿沼整三・他4名)
『こんな家に住みたかった』
村上紀史郎編 建築資料研究社 1992/01
32人の建築家による個性的な住宅を掲載した内の一編。コンクリート打放し住宅の新しい可能性について計画、設計、施工、住まい方について示唆する。
(中山繁信・柿沼整三)