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エコ・省エネ建築関連設計等業務経歴
ZEB・ZEHへの取り組み

2021年4月現在

No.

実施年度

業務名称

発注者

業務概要

1

2021年度

(R3年度)


AtomsWorldビルディング

中村勉総合計画事務所


大阪に建築された電気設備施工を行う会社の自社ビル。ZEBを達成させる大屋根で創エネルギーを行う一方、室内でのエネルギー消費を削減する設備提案を行う。
 

2

2019年度

(H31年度)

寿町福祉会館・寿町住宅

小泉アトリエ


横浜市寿町の福祉会館と共同住宅。福祉会館はクールピットを利用して、外気取入れと放射冷暖房の組み合わせによる低負荷冷暖房システムに温浴施設への太陽熱利用システムを採用し、環境負荷低減を行う。共同住宅はエコボイドによる通風換気と自然採光による省エネルギーを行っている。
 

3

2019年度

(H31年度)

ふたば未来学園

辺見・阿部設計共同体


中高一貫校は全国プロポーザルで獲得した。福島第一原発の処理に多くの年数と費用が必要となるなか、この建物の使用材は再利用も廃棄も容易にでき、使用中は自然エネルギーをふんだんに使ったエコスクールとなる。
建築物省エネ法に基づく適合性判定を受けた。
 

4

2016年度

(H28年度)

パッシブタウン第1期街区

エステック計画研究所


集合住宅のCO2排出を低減させる手法として、地域のエネルギー使用を考えたパッシブ手法を用い、冷暖房給湯を行なった。中央式の太陽熱利用給湯方式、バイオマスボイラー利用の暖房方式、冷熱源は地下水を直接放射冷房とした方式で、クリマデザインを実現している。
 

5

2015年度

(H27年度)

わかたけ保育園

篠計画工房


豊かな自然に囲まれた水俣市にある保育園。周辺地域との緩やかなつながりや、四季の移り変わりを肌で感じるよう、太陽熱や太陽光など、自然エネルギーの他は最低限の機器・照明を利用した。
 

6

2015年度

(H27年度)

まほろのオフグリッドハウス新築工事

エイバンバ


太陽光・熱、井戸水などの自然エネルギーを利用し、エネルギー自給型住宅を設計。自然エネルギーは給湯(予熱昇温として)、空調、電気に活用している。電気は引き込まず、太陽光に作られた電気のみを利用している。
 

7

2013年度

(H25年度)

住友林業LCCM

㈱住友林業


井水の熱利用をカスケード的に利用することで、エントロピーを小さくすることを提案。太陽熱利用、バイオマス利用のLCCMを目的とした住宅モデル。
 

8

2011年度

(H23年度)

中国混山市エコモデルハウス 自然エネルギーシステム設計

㈱チームネット


台湾企業のゲストハウス敷地にエコモデルハウスを作る。モデルハウスは水、大地、風の3テーマ3棟を計画。3テーマに合致した自然エネルギー利用システムで、モデルハウス内の熱環境を整える提案を行なう。
 

9

2011年度

(H23年度)

岩岡邸新築工事 機械設備・自然エネルギーシステム設計

アトリエ・アンド・アイ(岩岡竜夫研究室)


地下に蓄熱槽を設け、太陽熱により暖め、暖房と給湯に利用する。また、井水と雨水により蓄熱槽を冷やし、涼房に利用している。
 

10

2010年度

(H22年度)

LCCM住宅設計新築工事 建築設備設計

㈲小泉アトリエ


LCCMとはLife Cycle Carbon Minusを示す。建築時・運用時・廃棄時に排出されるCO2を建物運用時のCO2削減により、建物のCO2収支をマイナスにするための設計を行なった。熱負荷、風の流れ、生活パターン等のシミュレーションを行ないながら、建物の仕様、設備システムの検討・決定を行なった。
 

11

2010年度

(H22年度)

つくば型自立循環住宅新築工事設備システム設計

㈱エステック計画研究所


自立循環住宅のつくば型モデルの設備システムを提案する太陽エネルギー利用を中心とするモデルと、高効率機器を中心とする2パターンでの各種立地対応可能な自立設備提案を行なう。
 

12

2009年度

(H21年度)

道の駅やいたエコハウス新築設備設計

㈱フケタ設計


環境省エコハウスモデル事業
「21世紀環境共生型住宅」を矢板市がコンペで獲得。太陽光発電、太陽熱利用、雨水利用など持続可能な自然エネルギーを可能な限り活用した設計を行なっている。
 

13

2009年度

(H21年度)

エネファームBL評価

(東京ガス他)(大阪ガス他)

(財)ベターリビング


省エネ機器であるエネファームのBL評価を行う。
 

14

2009年度
(H21年度)

既存住宅・建築物省エネ改修緊急促進業検収

すまいづくりまちづくりセンター連絡協議会


事業応募案の実施状況図書を確認することで、省エネ改修が行われたかの精査を行う。
応募案の約80件について図書の確認を行う。
 

15

2009年度
(H21年度)

エコヴィレジ小石川新築設備設計

㈱アンビエックス


化学物質、電磁波等の影響を排除した安全で快適なコーポラティブハウス。
エコパイプや雨水利用等、環境に配慮した設計を行なっている。
 

16

2009年度

(H21年度)

イオン伊丹西店エコストア新築

㈱チームネット


イオン伊丹西店のエコストア
新築の目玉となる体感空間の自然エネルギー利用設備設計。
主にクールチューブ、カーテンウォール散水、ウォームガラスシステムで、エネルギー体感空間の設備システム提案を行う。
 

17

2009年度

(H21年度)

藤沢・富士見保育園新築設備設計

雄設計室


太陽熱利用給湯・地中蓄熱の保育園の設計を行う。
保育室の床下を地中蓄熱槽とする。
 

18

2009年度

(H21年度)

太陽熱利用システムBL評価

(矢崎総業)(長府製作所)(OMソーラー)

(財)ベターリビング


省エネ機器として太陽熱利用給湯システムのBL評価を行う。
 

19

2008年度

(H20年度)

 

緑風の家 自然エネルギー設計

㈱チームネット


国交省「先導技術開発助成事業」採択の省エネ・自然エネルギー利用技術の設計提案を担当。
井水蓄冷ウォール、井水とファンコイルユニットによる外気除湿導入システムの提案を行なった。
 

20

2008年度

(H20年度)

東京T邸新築設備設計

㈱タジェール


「省エネ・エコハウス」をテーマとして建築する、大規模戸建住宅の省エネ設備設計を担当する。
クールピット、井水涼房システムの提案を行う。
 

21

2008年度

(H20年度)

太田市中央小エコ改修設備設計

㈱中村勉総合計画事務所


環境省エコスクールモデル事業として、太田市中央小学校の自然エネルギー利用、省エネ設備改修の設計を行う。
 

22

2007年度

(H19年度)

 

御幸小学校大規模改修設備設計

㈲湯澤建築設計研究所


川崎市立小学校の耐震改修に合わせて省エネ・節水の設備改修の設計監理を行う。

23

2006年度

(H18年度)

 

七沢初等学校新築設備設計

㈱中村勉総合計画事務所


厚木市の里山に建築した小規模な新設小学校。
チップボイラを熱源として床吹き出し暖房、クールチューブ、ソーラーチムニーを併用した設備設計を担当。

24

2005年度

(H17年度)

 

佐野の自然エネルギーエコ住宅新築設備設計

㈱安井杢工務店


栃木県佐野市郊外の木造住宅に「太陽熱利用給湯・地中蓄熱」を数寄屋建築の中で採用する。
エコ住宅の設備設計を担当。

25

2003年度

(H15年度)

 

鹿沢インフォメーションセンター新築設備設計

 

平倉直子建築設計事務所


群馬県鹿沢に環境省の施設として建築。
自然エネルギーと自然素材を利用して計画した施設の設備設計監理を行う。
太陽熱利用による融雪、給湯予熱を行なっている。

26

1997年度

(H09年度)

 

八街の家新築設備設計

村山隆司アトリエ
一級建築士事務所


TEPCO快適住宅コンテスト最優秀賞を受賞した住宅。
オール電化の省エネルギー住宅の先駆けとなる設備設計省エネルギー提案をする。

27

1998年度

(H10年度)

わになろうの家新築設備設計

㈱前川康建築研究室


那須高原に建つ障害児を持つグループの週末施設。
いつ訪れてもぬくもりを感じられるように、太陽熱を利用し「地中蓄熱」「給湯補助」を行なうシステムを採用し、設備設計を行なった。
 


■ZEBへの取り組み

  

弊社では、省資源・省エネルギー・エコロジーを心掛けながら「地球と建築に融合した提案」を設計信条として設備設計を行っています。
その考え方は、環境省のエコハウス事業では矢板エコハウスの設備設計、(国立研究開発法人)建築研究所のLCCM住宅デモンストレーション棟の 設備設計に関わることでトップランナーとして実践と開発研究に関わって来ました。
この設計信条の実績をさらに推し進める機会として、ZEB事業へ参画するため、以下の取り組みを行っていきます。

  • 施主、意匠事務所へのZEB化の意義やメリットを説明しZEB化を推進します。
  • 学際的関係の強みを活かし、最新の技術、設備を提案します。
  • 現場調査を踏まえた改修提案を行うことで、より実行性を高めます。
  • エコロジーの考え方を組み合わせることで、エコロジーに特化したZEB提案にて地球環境保全に取組むことを可能とします。
  •  
    ■ZEB受注実績
             

    2022年度 実績

    2023年度 実績

    2024年度 実績

    300㎡未満

    1件

    0件

     ―

    2,000㎡未満

    1件

    5件

     ―

    2,000㎡以上

    3件

    5件

     ―

     
    ■ZEB受注目標
    2025年度に自社が受注するコンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上
     
    ■省エネ建築物事例
       

    No.

    実施年度

    建築概要

    BEI値

    1

    2023年度
    (R5年度)

     

    りゅうでん株式会社 新社屋(岐阜県)
    構 造/S造一部木造 地上2階
    建築延床面積/約984.41㎡
    竣工時期/2025年1月予定

    BEI 値:-0.08
    ZEB

    2

    2023年度
    (R5年度)

     

    須賀川農業普及所 庁舎棟(福島県)
    構 造/木造 地上1階
    建築延床面積/約490.04㎡
    竣工時期/2024年6月予定

    BEI 値:0.23
    Nearly ZEB

    3

    2023年度
    (R5年度)

     

    福島県農業総合センター農業短期大学(福島県)
    ・Nearly ZEB/屋外作業棟、一般宿泊棟
    ・ZEB Ready/クリエイティブホール
    ・Nearly ZEH-M/男子寮1、2
    ・ZEH-M Ready/女子寮1、2、男子寮3
    竣工時期/2024年1月

    ・屋外作業棟:0.22
    ・一般宿泊棟:0.25
    ・クリエイティブホール:0.46
    ・男子寮1:0.26、2:0.37、3:0.35
    ・女子寮1:0.33、2:0.32

    4

    2022年度
    (R4年度)

     

    プライムメゾン浅草イースト(東京都)
    構 造/RC造 地上7階
    建築延床面積/約2,226.47㎡
    竣工時期/2022年6月

    BEI 値:0.72
    ZEH-M Oriented

    5

    2022年度
    (R4年度)

     

    静岡理工科大学土木学科棟(静岡県)
    構 造/RC造 地上4階
    建築延床面積/約3,300㎡
    竣工時期/2022年10月

    BEI 値:0.72

    6

    2021年度
    (R3年度)

     

    AtomsWorldビルディング(兵庫県)
    構 造/S造 地上3階
    建築延床面積/約1,124.73㎡
    竣工時期/2021年7月

    BEI 値:0.49(発電設備除く)
        -0.00(発電設備込み)
    ZEB(BELS認証)

    7

    2020年度
    (R2年度)

     

    田村市こども施設(福島県)
    構 造/RC造、一部木造 地上1階
    建築延床面積/約565㎡
    工 期/2020年9月~2021年3月

    BEI 値:0.81

    8

    2019年度
    (H31年度)

     

    ふたば未来中学校・高等学校(福島県)
    構 造/木造、RC造、S造 地上2階 地下1階
    建築延床面積/20,352㎡
    竣工時期/2019年3月

    BEI 値:0.53 
    *Building Energy-efficiency Indexの略
    *BEI=設計一次エネルギー消費量/基準一次エネルギー消費量

     
    ■ZEH普及目標と実績
     
    新築
           

    2020年度 実績

    2021年度 実績

    2022年度 実績

    2023年度 実績

    2025年度 普及目標

    北海道

    0%

    0%

    0%

    0%

     50%

    北海道以外

    0%

    8%

    29%

    36%

     50%


    既存
           

    2020年度 実績

    2021年度 実績

    2022年度 実績

    2023年度 実績

    2025年度 普及目標

    北海道

    0%

    0%

    0%

    0%

     50%

    北海道以外

    0%

    0%

    0%

    0%

     50%



    その他:    建築環境設備ハンドブック (オーム社) 市川、柿沼、倉渕共編 09年10月

                   エコハウスの設計 (オーム社) 共著に柿沼が参加

                   建築断熱の考え方 (オーム社) 柿沼整三著

                   エコハウスマニュアル 2000年版 ([財]日本環境財団) 共著に柿沼が参加


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